原因:腋の皮膚の下にあるアポクリン腺が通常より多いために、アポクリン腺から出る汗に細菌が繁殖して不快な臭いを出します。また皮脂腺内でも細菌の繁殖がみられる場合があり、臭いの原因になる可能性があります。
 
 

 

治療法:当院では視下剪除法で治療をおこなっています。この方法は直接目で見ながらアポクリン腺・エクリン腺を切除していき、低出力の電気メスまたはレーザーを使用して皮脂腺を焼却します。この方法は現在のところ最も効果の確実な手術法の一つだと思います。

 

 

実際: ① 手術部に局所麻酔薬入りのクリームを塗布後約20分待ちます。

      ② 局所を消毒した後、極細の注射針を使用し局所麻酔薬をゆっくり注入していきます。

 

                                                          

   

 

        図の直線部分を切開し(3-5cm)周囲の楕円形の部分(毛の生えている部分)の皮膚をはがしていきます。

        はがした皮膚を裏返してアポクリン腺を切除していきます。

       臭いの弱い人には 残っているエクリン腺、皮脂腺を低出力の電気メスあるいはレーザーで焼却します。

        出血がないことを確認した後、傷を縫合し消毒後ガーゼをあてた上にタイオーバー固定をおこないます。(下図)

 

                                              

 

 
 術後:約1週間上図のような大量ガーゼによる圧迫固定をおこないますので、腕の動きがかなり制限されます。(実際には皮膚に糸を通し傷の部位とガーゼが密着するように糸で固定します)手術時にはがした皮膚は植皮された皮膚と同じような状態になりますので、局所の安静が非常に重要です

 

経過:術後当日から腹部以下のシャワーは可能です。

     タイオーバー固定は1週間前後ではずし、10日~14日で抜糸します。

           術後4週間は腕をあまり大きく動かすことは避けてください。

 

 

 

当院のワキガ手術の特徴

 

効果が確実な直視下剪除法で手術をしています。(効果を優先します)

術中はできるだけ皮膚に愛護的な操作を心がけています。

術後の1週間は固定のせいでかなり不便です。

術後汗の量は減りますが、全く出なくなることはありません。

傷は 切開部分に直線状に残ります

傷跡が体質的に目立ちやすい方以外は傷が腋のしわに重なり、

半年~1年でかなり目立たなくなります

毛はほとんど抜けてしまいますが、人によっては一部残る方もおられます。

術後早い時期、傷跡に色素沈着がおこることがあります。

この場合もたいていは1年くらいで色は薄くなってきます

 

料金: 健康保険適応で手術料金は約36000円になります。他に術前

     検査代、普通の診療と同じく初診・再診料、投薬料等(3割

     負担の方で数千円)が必要ですが、すべて健康保険が

     ききます。

      臭いの弱い場合は自費診療になります。

            税込315000円(投薬・処置料込)

         (初回のみカウンセリング料3150円が別途必要です)

 

臭いがあまり気にならずに汗の量が気になる方にはボトックス注射が効果的です。

アラガン社純正のボトックスを両腋で100単位使用します。

料金:  94500円

     

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